☆安納芋の本場、種子島産の中でも、本当に貴重なJAS有機栽培
☆種子島の自然によって熟成された安納芋は、ミルキーで格別のおいしさ
☆生産量が多くないため、なくなり次第終了となります。お求めはお早めに!
☆焼き芋はもちろん、蒸しても切って焼いても、上品で甘~い天然スイーツ
本当においしい安納芋を食べるなら、やっぱり本場の種子島産を味わってみたいですよね。
そんな種子島産の安納芋の中でもほとんど存在しないと言われる、JAS有機栽培の希少な希少な安納芋です。
安心で安全なことはもちろん、食べてニンマリ、ほっぺたがトロけて落ちるようなおいしさです。
しかも、生産者さんとの直接契約により中間業者を介さないため、このプレミアム品質の安納芋を大特価でお届けできることになりました。
ただただ、実に申し訳ないのですが、手間をかけて育てられる安納芋のため、収穫量が限られており、数に限りがあります。
なくなり次第の販売終了となりますので、なるべくお早めにお求めいただければ幸いです。
【本場 種子島産】【JAS有機】
極 上 安 納 芋
1kg-960円(税抜) / 2kg-1900円(税抜) / 5kg-4600円(税抜) / 10kg-9000円(税抜)
1.本場中の本場、種子島産
和の逸品掘り出し隊の「極上 安納芋」は、安納芋発祥の地、鹿児島県種子島西之表市産です。
安納芋の本場、種子島は、土も気候も陽射しも風も水も、すべてが安納芋の栽培に適しているのです。
だから当然、美味しさが格段に違います。
2.安心安全の有機JAS認定(無農薬・無化学肥料)
「極上 安納芋」は、栽培期間中のみならず、種まきから2年間さかのぼって、農薬と化学肥料を使用しなかった畑で作られた有機JAS認定の安納芋です。
温暖な気候の種子島は害虫や病害のリスクが高く、無農薬で安納芋を栽培するのは至難の業です。
実際、数ある種子島の安納芋農家の中でも、無農薬・無化学肥料で栽培している生産者は数えるほどしかいません。それだけ困難な栽培法なのです。
和の逸品掘り出し隊が直接契約する、この道50年以上の匠、竹之内和香さんは、化学薬品等に頼らず、虫や病気を寄せ付けない土づくりのため、日々の研究と努力を積み重ねることによって、無農薬・無化学肥料の栽培を可能にしています。
3.もはやスイーツそのものの甘さ
「極上 安納芋」の最大の特徴はその甘さにあります。
生の状態では糖度12~16度とそれほど高くもないのですが、これをじっくりと焼くと糖度35~40度にまで上がります。
これは芋の中のデンプン質が熱によって糖質に変化するためです。ただしこの変化には時間がかかるため、電子レンジでの加熱や高温調理は禁物です。80~100℃ほどの低温で50分~1時間以上かけてじっくり加熱することによって、驚くほどの甘い焼き芋ができます。
4.スプーンですくえる柔らかさと舌にまとわりつくねっとり感
「極上 安納芋」のもう一つの特徴は、肉質の柔らかさとねっとりした食感です。
他種のさつまいもに比べ、水分を多く含む肉質のために柔らかく、さらに粘りも比較的に強いのでねっとりとしています。
この食感は、特有の甘さともあいまってまさに生クリームのスイーツをほおばっているようです。まさに安心・安全・美味な天然のスイーツです。
安納芋の匠 竹之内 和香 さん |
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竹之内農園 園長 鹿児島県種子島 主要な生産品:安納芋 (JAS有機栽培) |
安納芋とは
蜜が豊富でねっとりクリーミーな食感と強い甘さから、「焼き芋に最適」と近年ブームになっている安納芋。
その発祥については、第二次世界大戦後にスマトラ島北部のセルダンという地域から兵隊さんが種子島に持ち帰った1個の芋を、島内で栽培しはじめたのが安納芋の始まりだと言われています。
その芋は糖度が高く、食味が良いことから、その栽培が種子島の安納地域から他地域に拡大したことにより、安納地域の名称を取って「安納芋」と呼ばれるようになりました。
近年、その驚きの甘さとねっとりとした食感が大人気となり、平成元年に鹿児島県農業開発総合センター熊毛支場で優良品種の選抜育成に取りかかり、平成10年に品種登録されました。
現在は栽培地が広がり、関東の千葉県あたりでも栽培されていますが、今回、本場の種子島の安納芋を食べてみて、甘みと食感の違いにびっくりしました。
やはり種子島の気温、湿度、風、土、日光などの環境が安納芋に合っているのだと実感します。
いざ、種子島へ
九州の南端、鹿児島県のシンボルである桜島の雄大な姿をのぞむ鹿児島湾の港から、高速船トッピーに揺られること約1時間半で、種子島の西之表港に到着します。
美しい海と青い空。観光で大人気の屋久島のお隣に種子島はあります。
南国情緒たっぷりの種子島で安納芋と並んで有名なものといえば、そう「種子島宇宙センター」です。
私たち「和の逸品掘り出し隊」が訪れた日の二日前には、H2Aロケットによる気象衛星ひまわり9号の打ち上げに成功したばかりで、島内の目抜き通りには「祝打ち上げ成功」ののぼりがたくさん立っていました。ホテルの方曰く、昨日まではホテルも大盛況で大忙しだったそうです。
現在、安納芋自体は種子島全域のいたるところで作られており、生産者もたくさんいらっしゃいます。
しかし南国だけに害虫や病気も発生しやすく、ほとんどが農薬や化学肥料を農協の基準通りに使用して栽培されているのが実情です。
これでは「和の逸品」とは言い難いです。
そこで私たちは、「かごしま有機生産組合」の生産者一覧から種子島在住の生産者を一人一人あたって、有機栽培かそれに準じた栽培方法で安納芋を作っている生産者を探しました。
そしてついに、有機JAS認定の安納芋生産者と出会うことができたのです。
安納芋の匠
私たちが探し会えた安納芋の匠は、西之表市在住の竹之内和香(たけのうちかずか)さん(昭和9年生れ、現在82歳)です。
竹之内さんのルーツは、鹿児島県川内市に属する甑島(こしきしま)にあり、今から130年前、竹ノ内さんのおじいさんが6歳の時に相次ぐ台風被害から逃れるために種子島に集団移住してきて、現在住まわれている国上(くにがみ)という部落を開墾されたのだそうです。
今年、部落全体で移住130年記念会を開催されたとか。近所には今から30年前に建てられた「移住百周年記念碑」もあります。
現在竹之内さんは、4町歩弱の農地を耕して、安納芋と米を作っておられます。
当初から有機栽培の研究をされ、平成19年からは有機JASの認定を取り、害虫駆除への功労から表彰もされています。
自家製堆肥はキビの締め粕、乾燥玄米、ぬか、もみ殻、牛糞などを混ぜて完熟発酵させたものを使用しています。
私たちが「本物の安納芋を扱いたいので、ぜひ仕入れさせてください」とお願いすると「そうやって東京から何人も来たけど、品物送ったら金を払わんのが何人かおった。でも私はそういうのはもう請求もせんでほっとくんじゃ。いずれ回り回って天罰が下る。ひどいのは2トンも送ってそのままちゅうことがあったよ。そん時はちょっと腹立ったな」と笑って話されます。「だからホントはあんまりやりたくないんじゃけど、まあせっかく来てくれたからよかろう」といって取引をしてくれることになりました。「その代りちゃんと売って儲けてくれよ。そうじゃないとつまらんから」と優しい笑顔でおっしゃいました。
現在、種子島でも有機栽培か無農薬・無化学肥料で安納芋を作っている生産者は数人しかいないとのこと。
それもこれだけ多くの生産量をこなしているのは竹之内さんだけだと思います。
それをご家族と少しのお手伝いの方だけで作業をされています。二男の幸二さん(昭和37年生れ)という後継者もおられて将来も安心です。
「今年の出来は?」と聞くと「今年は最高だな」と即答。とてもいい芋が採れたそうです。
11月は収穫直後なので堀りたてを出荷しますが、本来は温度と湿度を一定に保った保管庫でじっくりひと月ほど熟成させた方がぐっと甘みが増すらしく、これからが本当の旬になっていきます。
デリケートゆえに収穫量があまり増やせない本物の有機安納芋。まさに「幻の芋」と呼ぶにふさわしい逸品を、ぜひ食卓で味わってみてください。 (記事:公大)