価格:460円(税込 497円)
醤油の原料「大豆」のうち、「国産」の原料を使用したものは全体の約2%ほど、「国産有機栽培」の原料を使用したものに至っては、なんと約0.005%しかないそうです。
味噌、醤油、豆腐の原料であり和食には欠かすことのできない「大豆」ですが、国内で消費される大豆の約97%が輸入によってまかなわれています。
1996年に遺伝子組み換え作物の輸入が始まりました。EUではすべての食品に遺伝子組み換え作物の表示義務があるにもかかわらず、日本では醤油に「遺伝子組み換え大豆」の表示義務がありません。
また日本で消費される醤油の75%以上が「脱脂加工大豆」を使用しています。脱脂加工大豆とは戦後の食糧事情に伴い丸大豆の代わりに使われた、脂分を搾りとったフレーク状の大豆です。
「消費者御用蔵」はこうした「遺伝子組み換え大豆」や「脱脂加工大豆」は使用せず、250ヘクタールにおよぶ有機認定圃場で生産された、国内で0.005%しか生産されない貴重な「国産有機大豆」が原料に使われています。
さらに、日本の有機JASのみならず、アメリカやEUの厳しいオーガニック基準に合格し、「日本」「アメリカ」「ヨーロッパ」の有機認証をトリプル取得している商品です。
「消費者御用蔵」は厳選された原料と100年以上ものあいだ受け継がれてきた仕込み桶で造られますが、そのもろみを熟成させる木桶は秋田杉で作られた「杉桶」で、100年以上使い続けてきたものです。
その「杉桶」は樽の底よりも上の方が多きく広がった和樽(わだる)タイプと言われる今では数少ないタイプです。和樽を束ねている竹を使った「箍(たが)」を作れる職人は、もう数名しかいないそうで、そのため今では、樽の底と上部の大きさが同じ(水平)洋樽タイプが、多くの醸造所で使われています。
「消費者御用蔵」は職人たちが代々受け継いできた醸造法により、杉桶の中で1年かけじっくり熟成させます。
みそ製造技能士(1種)という国家資格を有する職人の技、そして長きにわたり大切に使い続けてきた杉桶には、麹菌や酵母菌がしっかりと生きていて、特有の味と香りを醸し出してくれます。
厳選された原料や代々受け継がれてきた器具に宿る菌の力と職人の技が、この美味しさを伝え続けます。
大豆を浸漬する水は、埼玉県秩父の自然の恵みである湧き水「神泉水(かみいずみすい)」を使用しています。
名水の里、埼玉県神川町の城峯山から湧き出る天然の「神泉の名水」は、古くから神棚や仏壇にお供えするご神水として大切にされ、水源周辺の森は林野庁の選定する「水源の森百選」に選定されています。
「神泉水」は秩父古生層で永い時間をかけて浸透し濾過された、ミネラルなどの成分がバランスよく含まれた希少な生きた水で、その証に神泉水の氷は、ダイヤモンドのように美しく輝く氷結結晶が見えるそうです。
豊かな自然に育まれた、ミネラルバランスのよい「神泉水」をたっぷりと大豆に含ませた「消費者御用蔵生醤油」の深い味わいをお楽しみください。
「消費者御用蔵」は素材の味と相まって、素材の旨味を引き立たせるような「味」と「香り」が魅力です。ですからお料理の隠し味には最適で、お料理がいっそう美味しくなります。
また低温処理のため「酵母」が生きているのが特長で、そのため豆腐にかけて寝かせ数日経てば豆腐がチーズのような味わいに変わり、肉にかければ一晩で柔らかくなるそうです。
豆腐アイスに「消費者御用蔵」を少し垂らすと意外にも美味しく、アイスクリームの濃厚な甘さに醤油の味と香りがピッタリと合います。ぜひ濃厚なバニラアイスやソフトクリームなどで試してみてください。醤油とアイスの組み合わせは意外と合いますよ。
「独自の基準をクリアした製品に賞を授与し、その製品づくりを応援することで、食料自給率の向上、環境負荷低減、食品の安全安心」を活動目的に掲げる民間団体が贈る「食の3重丸セレクション」において「消費者御用蔵生醤油」は6期連続受賞しています。
全国各地に味わい深い醤油が多々ある中での6期連続受賞は、こだわりにこだわった「消費者御用蔵」の変わらぬ美味しさを示すものでしょう。
原材料名 | 有機大豆(国産、遺伝子組み換えでない)、有機小麦、食塩 |
内容量 | 150ml |